アマオト

P58

雨の音がする。

夜中、電話で起きて
声を聞いた。

静かだ。

心の中に起きた変化も、今は静か。

生きること、生活をすること

この世の中に生まれた時からしなければいけないこと。

皆、それをごく自然にまっとうしてる。

その中で、偶然が重なって出会っていく。

信頼関係も生まれる。

時に傷つけ、傷ついて

でも人間というルールの中では
行き着く所は同じなのかもしれない。

雨の音がする。

今はこの音を最後まで。

いつか

P45

出会った君が

大きくなって

それを越えていく

それは本当に嬉しく

ココロから喜べることなのに

それを素直に喜べず

なんだか、切なく、寂しく、嫉妬すらする。

いずれ私は、消えて、記憶の塵になりながら、イメージは大きく、逞しく。

言葉の上では消えなくとも、そこに存在はない。

それが私。

雨のち晴れ

P24

朝から雨が降っていた。

空は晴れていたのに。

自分の心にある矛盾を表してるように。

それでも晴れている。

この雫が消える頃、そこに向かう自分がいるのだろうか。

 

 

 

P11

ずっと影を追ってきた。

でも影はどんなに追っても追いつくものではなく

光が消えれば、同時に消えてしまう。

闇の中で

もがき苦しんで、どうすればいいのか

誰か助けて

そう思った。ずっとずっと。

色々な事に諦めがついた頃、今度は小さな光が闇の中を照らした。

道が少しだけ見える。

光を目指して歩き始めると、道はどんどん大きく、真っ直ぐに。

僕達には未来がある。

ゆっくりまた少しずつ歩んで行こう。

 

Posted from Japan